亜鉛欠乏症とは?亜鉛が不足するとどんな症状が出る?

必須ミネラルである亜鉛が不足するとどのような欠乏症状がでるのかをまとめました。
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亜鉛欠乏症とは?亜鉛が不足するとどんな症状が出る?

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亜鉛は体内の300種以上の酵素をサポートしています。

 

また、細胞分裂にも不可欠です。

 

食事で摂取したタンパク質を
体内で必要なタンパク質に作りかえるためには
亜鉛が不可欠です。

 

そのため、不足すると全身にさまざまな欠乏症が出ます。

 

 

亜鉛欠乏症1:不足すると病気にかかる?

 

亜鉛は、免疫細胞を活性化するという研究報告があります。

 

免疫細胞は、私たちの体を
風邪などの感染症から守ってくれます。

 

病原菌や病原ウイルスに感染した場合に
細菌やウイルスを除去する働きをしています。

 

そのため、不足すると
免疫力が低下
さまざまな感染症にかかりやすくなったり
治りにくくなったりするという欠乏症がでます。

 

 

亜鉛欠乏症2:不足すると爪はどうなる?

 

爪の主成分は、ケラチンと呼ばれるタンパク質です。

 

タンパク質の合成には、亜鉛が必要なため、
亜鉛不足は欠乏症として以下のような爪の異常を生じます。

 

  • 爪の伸びが遅くなる
  • 爪が割れやすくなる
  • 爪に水平方向に溝ができる(爪甲横溝)
  • 爪に白い斑点ができる
  • 爪が変形する

 

 

亜鉛欠乏症3:不足すると味覚はどうなる?

 

味覚を感じるのは、
舌の味蕾(みらい)の中にある味細胞です。

 

味細胞は、体内の細胞の中でも
新陳代謝が非常に活発で
約1か月ごとに新しく再生しています。

 

細胞の再生には亜鉛が必要なため
不足すると味覚障害などの欠乏症を生じます。

 

味覚障害の原因の半分以上は亜鉛不足です。

 

 

亜鉛欠乏症4:不足すると髪はどうなる?

 

髪の主成分は、ケラチンと呼ばれるタンパク質です。

 

タンパク質の合成には、亜鉛が必要なため、
不足すると欠乏症として以下のように髪の変化がみられます。

 

  • 髪が細くなる
  • 切れ毛
  • 白髪
  • 抜け毛
  • 薄毛

 

亜鉛欠乏症5:不足すると皮膚はどうなる?

 

亜鉛は、皮膚の代謝に作用しています。

 

また体内でタンパク質からコラーゲンを合成するには
ビタミンCと亜鉛が不可欠です。

 

そのため不足すると欠乏症として以下のような皮膚の異常がみられます。

 

  • 皮膚が厚くなる
  • 肌が乾燥する
  • 肌が荒れる
  • 肌がくすむ
  • 皮膚炎
  • 発疹
  • 傷の治りが遅い
  • シミやシワが増える
  • ニキビが悪化する
  • 目や口など開口部周辺の膿(うみ)や湿疹
  • 褥瘡(じょくそう)、床ずれ

 

亜鉛欠乏症6:不足すると貧血になる?

 

貧血というと鉄分不足がすぐ思いつくくらい
貧血イコール鉄欠乏性貧血という図式が一般的です。

 

しかし、実は、亜鉛が足りなくても貧血になります。

 

亜鉛は赤血球を包んでいる赤血球膜をつくるのに
重要な役割をしています。

 

そのため、亜鉛が足りないと
弱くて壊れやすい赤血球になってしまい
赤血球が少なくなってしまいます。

 

これが亜鉛欠乏性貧血という欠乏症です。

 

 

亜鉛欠乏症7:不足すると口臭や体臭がきつくなる?

 

亜鉛は肝臓の代謝機能に重要な役割を果たしています。

 

そのため、亜鉛が不足すると肝臓の解毒作用が弱くなります。

 

 

便秘などで腸内に有毒ガスが溜まった場合
肝臓が正常に働けば有毒ガスを無毒化できますが

 

肝機能が低下していると
有毒ガスのニオイ成分が血液に吸収され
全身をめぐることになります。

 

 

有毒ガスのにおい成分が
呼吸で排出されると口臭になり
汗として排出されると体臭になります。

 

 

老廃物の悪循環も亜鉛の欠乏症のひとつです。

 

 

亜鉛欠乏症8:不足すると目はどうなる?

 

目もタンパク質でできています。

 

そして、眼球には亜鉛が多く含まれています

 

また、網膜の光を感じる部分では亜鉛がたくさん消費されています。

 

そのため亜鉛が不足すると光の感受性が弱くなるなど
目の機能が低下し、
以下のような欠乏症がみられます。

 

  • 目の疲れ
  • 視力の低下
  • 夜盲症

 

 

亜鉛欠乏症9:不足すると糖尿病になる?

 

亜鉛はインスリンの分泌に関りがあるといわれています。

 

膵臓のから肝臓へインスリンが分泌されるときに
インスリンと同時に亜鉛も分泌されます。

 

この亜鉛は、インスリンが肝臓で分解されるのを
防ぐ役割をしています。

 

このときに亜鉛が不足していると
インスリンが肝臓で分解されてしまい
全身に送られる
インスリンが不足する
と考えられています。

 

インスリンの減少、そこから生じる糖尿病も亜鉛の欠乏症のひとつです。

 

 

亜鉛欠乏症10:不足するとうつになる?

 

幸福ホルモンともいわれるセロトニンは
不足するとうつになるといわれている
脳内神経伝達物質です。

 

このセロトニンを脳内で合成するには
亜鉛が必要不可欠です。

 

セロトニン不足はうつの原因の一つです。

 

セロトニン以外の神経伝達物質にも亜鉛は、関係しています。

 

睡眠障害など亜鉛の欠乏症は、メンタル面でも多岐にわたります。

 

 

亜鉛欠乏症11:不足するとめまいや耳鳴りがおきる?

 

聴覚と平衡感覚を担っているのは内耳です。

 

内耳の中にはカタツムリのような形をした
蝸牛(かぎゅう)という器官があります。

 

蝸牛はリンパ液で満たされていて
外部から振動として伝わってきた音を
基底膜へ伝達しています。

 

そして、基底層から電気信号に変換して脳へと音を伝えます。

 

また、蝸牛内のリンパ液の生成もしています。
この蝸牛は、体内でも亜鉛が多く含まれた器官です。

 

蝸牛の異常は以下のような病気の原因になります。

 

  • 内耳炎
  • メニエール病
  • 突発性難聴

 

亜鉛の欠乏症は、耳に関する病気にもひろく及んでいます。

 

 

亜鉛欠乏症まとめ

 

亜鉛は、タンパク質の合成に欠かせない微量元素です。

 

そのため、亜鉛不足は全身のいたるところで
悪影響を及ぼします。

 

特に、最初に爪や髪などに欠乏症があらわれるのは
それだけ亜鉛との関係が深い器官だからというよりも
生存に重要でないパーツだからでしょう。

 

つまり、心臓など重要度の高い器官に
優先的に亜鉛を送るため
爪や髪は後回しになっているのです。

 

 

爪が割れたり、髪が切れやすくなったりしたら
亜鉛不足のサインです。

 

亜鉛の多い食べ物を摂ったり
亜鉛が含まれたサプリメントを摂るなどして
亜鉛不足を解消しましょう。

 

 

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